パーソナルトレーニングの価値とは?

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今日のセッションであった本当のお話です。(ストーリー風に)

週1回でパーソナルトレーニングを受けてくださっているお客様。

とても物静かな50代男性で、見学の時からなんとなく半信半疑な顔をしていました。

後日体験セッションを行うことになり、回数を重ねていくにつれ少し表情は柔らかくなったものの、どこか固い。

最初のカウンセリングでは、

「ベンチプレスができなくて、3ヶ月くらい経っても肩の痛みが引かないので困っている」

とのことでした。

いろいろ評価してみると、肩はインピンジメント症候群を起こしていました。

 

今日、トレーニングを始めて1ヶ月ちょっと。

「調子はどうですか?」と聞くと、

「かなりいいです!すでに4ヶ月くらいずっと痛かったのがほとんど痛みがなくなりました!

重さは抑えているけどベンチプレスをやり始めました。」

と嬉しそうな顔をして話してくれました。

 

でも、ここでビックリなことが発覚・・・・!

このお客様、

・以前も別の場所でパーソナルトレーニングを受けていたのです。(しかも超有名なジムです)

・10ヶ月ほどセッションを受けていて肩が痛くなり、ベンチプレスもできなくなってしまった

・3ヶ月くらいお休みをしても一向に肩は治らなかった 

・特に整形外科などを勧められることもなかった

・そして、そこのジムは退会した

らしいのです。。。

身体を良くしたい、というお客様の目的を果たしているのか

わたしのビックリポイント分かりますか?

 

どうしてパーソナルトレーニングを受けているのに

肩が痛くなってトレーニングができなくなり、

お客様は痛みを抱えているのでしょうか?????

 

本当、なんとも言えない気持ちになりました。

ご自身でいろんなトレーニングをされているんだろうなぁ、、、

と、そこまで突っ込んで聞いていなかったのですが、、、まさかの。

(問診が足りなかったのは私も反省です。)

ちなみに、

今では機能改善エクササイズを行っていたので関節可動域もしっかり戻り、

軽めの重さで胸も鍛え始めつつ

どちらかというと機能できていない背中を中心にストレングストレーニングをしています。

"トレーナー"と"トレーニー"の違い

お客様は、トレーニーではありません。

健康になりたくて、何か自分の目的を達成したくて来られています。

パーソナルトレーナー、トレーナーさんの中には、自分のトレーニングが好きで

毎日ウエイトトレーニングをしていて、ボディビルやベストボディといった大会に出場することがキャリアを上げていくことだと思っている方が多いと思いますが

きちんと「できない人をできるようにする指導」ができなければトレーナーとは言えません。

しかも、トレーニングをさせて相手をマイナスにさせてしまうようでは、、、

私たちの存在価値は、どこにあるんでしょうか??

 

あまりにも衝撃的でした・・・。

 

身体に関する知識とトレーニングの指導力があって初めて処方ができる

この仕事の質を高めるのに終わりはないということは確かですが

「ちょっとトレーニングが好きで、自分がトレーニングできる」という

ハードルはあまりにも低すぎる。

それで、被害を被るのは、クライアントさんになるわけです。

運動の初心者をトレーニング指導をするということに責任を感じてほしいです。

そして、もっともっと自分の指導力を高めていくために努力が必要です。自分がトレーニングをすることにプラスして。

 

学生を指導している立場として、いちパーソナルトレーナーとしてお願いいたします。

トレーナーの価値を下げず、みなさんで上げていけるようにしたいと思っています。

「トレーナーをやりたい!」と思っている若い世代のためにも

「トレーナーが必要!」と思ってくれているクライアントの方々のためにも

きちんと正しいトレーニング指導と身体のケアができるようになりましょう。

このお客様の一件で、私の中で一気に火がつきました。。。

引き続き、自分にできることを頑張りたいと思います。

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